【AUBERGE】“MOD FR” 24年秋冬フリンジ別注であの伝説のアイテムが再び
いよいよ今週金曜日からです。
3月8日（金）、9日（土）、10日（日）
24秋冬「AUBERGE」受注会
さて、
今回の受注会では少々新しい試みを。
毎シーズンのフリンジ別注アイテムはそのシーズンのオンタイムに発表する流れでしたが、
この24秋冬フリンジ別注は受注会時のこのタイミングにコレクションアイテム同様に皆様へサンプルをお披露目します。
（24春夏別注も仕掛けておりますがそちらは発売時までお待ちください）
今日はそちらのご紹介を。
話は遡ること去年の23年秋冬シーズン。
「AUBERGE」（オーベルジュ）で初の、
全国の取り扱い店にて店頭に1枚も出なかった商品がありました。
その商品の名は
“MOD”。
当時数量50着限定。
全国で発売前にご予約完売でした。
プライスだけ見ると決して安くはない商品ですが、
当店をはじめとする受注会サーキットにて一目惚れ、
むしろ即決という方も多かった伝説的商品です。
その“MOD”を一部色、仕様を変更してここFRINGEにて別注再販。
その名も“MOD FR”
その数30着限定。
これが本当に本当に最後のチャンスです。
まずはそもそもの“MOD”の説明を改めて。
下記小林さんの解説です。
デザイン・・・モッズパーカの源流ともいえるアメリカ陸軍の M48パーカがベース。
特筆すべきは袖の構造で、
1枚袖でありながら前方向に自然に流れる40年代ミリタリー特有のディテールを秘めております。
現在なら M65パーカの洗練されたモデルが主流となっておりますが、
この48タイプのほうが映画「さらば青春の光』感が強く出るフォルムとなっております。
こちらにはオリジナルのM48と同じシステムの取り外し可能なライナーが付きます。
テキスタイル・・・カリブ海に浮かぶ小さな島でのみ栽培されている奇跡のコットン、
“カリビアンシーアイランドコットン”。
以前から海島綿の名で少量流通しておりましたが、
年間の取れ高が決まっているので極めて高価な綿として存在しております。
アメリカンシーアイランドやスビンコットンなどは
カリビアンをアメリカ本土やインドに持っていき量産を目指した品番です。
純血種としてDNAを維持しているのがこのカリビアンのみとなります。
このシリーズはその純血種の原綿をカリブから日本へ輸入し、国内紡績いたしました。
更に AUBERGE としてヴィンテージな目線を注入。
50番の糸の周りに18番の糸を巻き付け横糸として織るとサテンの表面に微妙にアタリが付いて美しいカリビアンシーアイランドの表面にヴィンテージなアクセントが出るよう狙っております。
取り外し可能なライナーはカシミアより細いマイクロンの特別に育てられた羊の毛のみを使ったウールフリースに仕上げました。
キューティクルがある羊毛だから可能なカシミアタッチの究極フリースで仕立てたライナーです。
このライナー単体でも着用可能なお得感仕様。
表地サテンはあえてネイビーにいたしました。
アメリカでは常にタイプAでネイビー色の個体が幻として存在しております。
そんな希少ミリタリーピースにあやかってネイビーカラーで製作。
フード先には取り外し可能なリアルファーを装備。
1960年代に流行したイギリスのモッズたちが好んで着ていたことから、
モッズコートと呼ばれるようになった米国陸軍フィールドパーカ“M-51”。
その前身のM-48をベースにしたのは、その作りの面白さですとは小林さん。
「モッズコートの変遷となる中期、後期のM-51とM-65のパターンは直線的で、
端的に言うと自転車カバーのようにざっくりと覆うようなオーバーコート。
でもM-48は袖が立体的に付けるなど、昔ながらの紳士服の作りを踏襲しているんです。
それならM-48をラグジュアリーな素材で再構築してみようと思ったんです」
(雑誌Lightning 2024年1月号 巻頭インタビューより)
そんなモッズコートの元祖に落とし込んだラグジュアリー素材は単なるラグジュアリーに非ず。
先程ご紹介した、
この上ない最上級コットン “カリビアンシーアイランドコットン”製。
つまりはまとめると、
世にあるモッズコートのまさに最高到達点プロダクツと言える代物だったのです。
お値段￥327,800-。
それが店頭に出ることなくご予約完売。
もちろん僕らも買いたくても買えませんでした。
そんな悔しさ？と、多くのリクエストと、そもそもご覧頂いたことのない方にもお見せしたいとの思いから、
小林さんにご無理申して再販依頼。
ただの再販では失礼ですし少々つまらないので別注というかたちで。
インラインで装備されていたナチュラルカラーのコヨーテファーを、
フリンジ別注と言えばのブラックファーに。
見た目にもタッチにもラグジュアリーなラクーンブラックファーに変更しました。
カリビアンSICの光沢あるネイビーとのマッチングで高級感はさらに増した格好です。
さらに単体でも着用可能な取り外し可能のライナー部分は、
23年秋冬当時人気だった品番、
“OREGON”、“SEATTLE”で採用されていた“ALMOND”カラーを採用。
より単発使いのテンションも上げて頂けるかと思います。
フリンジ別注“MOD FR”
size 38,40,42,44
(model 170cm size40)
￥327,800-
「AUBERGE」
こちらの“MOD FR”が、
8日（金）からのAUBERGE 24FW受注会の店頭でサンプルお試し頂けます。
また、
当日お越し頂けない全国の遠方のお客様に向けても、
8日（金）の11時からCIENTO WEB STOREにてご予約購入が可能です。
CIENTO WEB STORE ご予約通販ページ
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尚、商品のお渡しは8月から9月を予定しております。
詳細等ご不明点はお気軽にお問い合わせください。
さらに本日3/6（水）20時から
AUBERGE公式YouTubeチャンネルにてこちらの“MOD FR”の発表動画がございます。
合わせてぜひご覧ください！
それでは3/8、9、10の3日間の皆様のご来店を心よりお待ちしております。