【Maison Margiela】メゾンマルジェラ×ペンドルトンのコラボレーションとドライバーズニット
業界を賑わせている話題のコラボレーション。
Maison Margiela × Pendleton
メゾンマルジェラ × ペンドルトン
ネイティブ調のオリジナル柄がまずは思い浮かぶペンドルトン。
1863年にオレゴンで創業、ブランケットづくりからスタートした歴史あるブランドです。
現クリエイティブ・ディレクターのジョン・ガリアーノがつくるコレクションは”Co-Ed(コエド)”と呼ばれ、
今シーズン23AWの”Co-Ed”コレクションは22AW”シネマ・インフェルノ”を踏襲し、
西部劇、現代パンクロック、南部ゴシックなどの要素を融合させたアイテムがラインアップ。
クラシックなアメリカ西部のユニフォームを探求したコレクションとなっています。
…ともすればペンドルトンに行き着くのも、自然と言えば自然の流れ。
アメリカの由緒あるブランドと今シーズンのガリアーノのアプローチは、ギャップがあるようでいて、実は必然的に融合したものだったと考えることができます。
こちらは一足先に青森市の系列店fringeにて展開されたシャツ。
BOMBER JACKET
\347,600-.
当店CIENTOではこちら。
クラシックなスタンドカラーブルゾンをベースに、大胆な切替を。
袖のナイロンは非常に軽量でさらりとし、シワ感のあるこなれたメインボディもさながら非常に雰囲気があります。
さて、シャツ、ブルゾン共に使用されているチェック柄ですが、こちらがペンドルトンの生地。
レッドベースのバッファローチェック、ペールトーンのブルー×ピンクのチェック。
なんでも、50年代のアーカイブの生地を使用しているとのこと。
約70年前の生地ともなると、もはやフレッシュな出で立ちで私たちにとってはとても新しい。
ヴィンテージライクな~、とか、古着っぽい~、とか。。。
気持ちはわからなくもないですが、そういう言葉で簡単に表現したくはないシロモノ。
さて、お気づきになられた方もいるでしょうが、このアメリカンウエスタンヨーク。
世界的に有名な、きっと誰でもご存知でしょう、あのキャラクターの輪郭。
…お分かりでしょうか。
こんなアイデアが浮かんでくるのもまたガリアーノらしいです。
“あるイメージを別なイメージに変える、サブリミナルな変換”を服に投影していると。
発売して間もないですが、
きっと名品中の名品となる一着。
手に入れることができるならそれ以上のことはありませんが、
歴史的な一着、見逃すのでさえも勿体無いです。
実物をしっかり目に焼き付けてください。
KNIT ZIP UP CARDIGAN
\185,900-.
一転して、マルジェラ伝統的アイテム。
“ドライバーズニット”
CIENTOには久々、満を持しての入荷です。
“ドライバーズニット”は通称で、詳しく言うと”トラックドライバーズニット”。
トラックの運転手が運転中に着用していたニットウェアがイメージの根。
元々、マルジェラというブランドは、世界各国に伝わる昔からの衣服(簡単に言ってしまえばヴィンテージウェアです…)を、分解・再構築し、モードなアイテムに昇華させる手法を得意としています。
その初期の名作がこのドライバーズニット。
今となっては日本のみならず世界中のブランドが様々なアプローチでドライバーズニット風なものを考案していますが、
ここまでミニマルでシンプルでオリジナルに忠実なデザインでつくり上げるのはマルジェラくらいではないでしょうか。
座る時、ドライバーが裾が邪魔にならないようダブルジップ仕様。
乗車時、引っかかることが無いよう両サイドのポケットは省かれ、
腕周りは可動域が広くなるよう、動きやすく計算されたパターンが特徴的ともなっています。
非常に丁寧に編みこまれた厚みのあるローゲージ、
コットンを混ぜたことでさらに着易く使いやすく、現代版にアップデートされました。
マルタン時期のドライバーズニットはウール100%で今よりもどっしりしていましたが、そのボリューム感に関しては実は当時のものと見た目そこまで大差なく、軽くなったことで更に良くなったとの声も。
アウターとしては勿論、コートやジャケットのインナーとしても大活躍。
インナーなのにそれが主役になってしまいそうなくらい存在感があります。
美しいシルエットはジップを閉めても開けても変わらず。
時代に左右されない永久不滅のニットカーディガン。
S M L の3サイズで揃えました。
スタンダードフィットですが大きめ、という、言葉だけで言うと矛盾したシルエットですが、着てみるとそれが分かると思います。
いつかは手に入れたい、と思っているなら、まずはお試しいただけると。
ご来店・お問い合わせお待ちしております。